こんな本がずっと欲しかった!『子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100』を、読みました。
昨日、こちらの本を読みました。
「子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100」
この本は、今月発売されたばかりの本ですが、私にとって「ずーっと、こんな本が欲しかった!」と思う内容の本でした。
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「モンテッソーリ教育」というものを知ったのは、まだ自分が子供を持つ前でした。
すごく素敵な考え方だなぁと思い、これまで、関連する書籍を何冊か手に取り、読んでいます。
子供が生まれてからは、その考え方に助けられた場面が何度もありました。
たとえば、まだ子供が2歳くらいだったころ。
日々同じルートでお散歩することを好んでいて、ちょっとでもルートを外れることを嫌がることがありました。
なるべく子供の希望に合わせていましたが、どうしても用事があって別ルートを通らないと行けない日にはもう、大泣き。
「なるほど、これが秩序の敏感期か」と、納得しました。
子供と向き合う日々のなかでその考え方は、気持ちを支えてくれる瞬間がたくさんありました。
また、子ども自身の成長する力を信じる「モンテソーリ教育」の考え方は、すごく魅力的だと感じていますので、子供との日々のなかで、(全部を「きっちり」は、なかなか難しいですが)少しづつでも取り入れていけたらいいな……と、思いながら過ごしています。
そして今回手にとった本、『子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100』は、 モンテッソーリ教育の考え方に添って、子供の成長を手助けしてくれる「教具」について、書かれています。
たとえば、運動の敏感期で、指先を使うことに強い興味を示す子にぴったりの教具。
たとえば、数や「読むこと」「書くこと」の敏感期で、数が大好き、文字をどんどん読みたい!あるいは、書きたい!という子供のための教具。
――そういった様々な時期の子供に合わせて用意できる教具の情報がたっぷり書かれています。
オールカラーで写真があるのでイメージもしやすく、しかも家庭で手作りできるように作り方が載っています!
(材料も、特殊なものはほとんどなく、100円ショップで買えるものを使って作れそうなものも多いです)
これまでモンテッソーリ教育に関する本をいくつか読みましたが、教具について、こんなに詳しく、わかりやすく書かれている本には、出会えていませんでした。
モンテッソーリ教育の理論や考え方、子供に教具を提示する方法などについても、とてもわかりやすく書かれています。
出版されたばかりの本ですから、今このときにようやく読むことができた本ではありますが、私は「もっと、もっと早く出会いたかったなー!」と思いました。
我が子は今年、6歳になります。
もっと前に、たとえば2,3歳の頃、あるいは4歳くらいのときの子供の様子を思い出して、あのときに、こんな教具を用意してあげられたら良かったな……と思う部分もありました。
もしも、まだ赤ちゃんだった頃の子供を抱いていた過去の自分に、タイムトラベルで本をプレゼントできるなら、この本は、絶対に手渡したい1冊です。
でも、今からでも、子供との日々に活かせたらいいなと思えるアイデアはたくさんありました。
今だからこそ子供の手助けになってくれるような教具も、いくつか見つけることができたので、このゴールデンウィークに作って、子供と一緒に使う時間を作れたらいいなと考えています。
読めてよかった、出会えてよかったと、思える1冊でした◎