わくわくする日々を、てくてくと。

わくわくする毎日をつくりたい。家事と育児とすきなこと。

子供と楽しく遊ぶヒントがたくさん!『いつか家族でやりたい99の楽しいことリスト』を読みました。

先日購入して読んだ本が、とっても素敵な本でした。

 

むぴーさんの『いつか家族でやりたい99の楽しいことリスト』

 


 

 

6歳と0歳の息子さん、4歳の娘さんがいる、むぴーさん一家。

そんなむぴーさん一家が「いつか家族でやりたい」と思う、楽しい企画のアイデアがギュッとたくさん詰まった本です。

 

可愛らしいイラストとともに紹介される遊びのアイデアは、「あ!これやってみたいな!」と思えるものがいくつもあって、子供との過ごし方を考える上での素敵なヒントになりました。

 

我が家の場合、予想外だったのは、この本を自分で読むためにと購入したら、もうすぐ小学生になる息子が「何読んでるの?」とのぞいてきて、「ぼくもそれ読みたい!」と言ったこと。

 

じゃあ読んでみる?と渡したら、1ページ1ページ真剣に、ときにはニコニコと笑いながらとても楽しそうに読んでいました。

本を読みながら、子供が目をキラキラさせて「これやってみたいー!」と言ってくれた企画もあって、「じゃあ春休みにやってみようか」と話すこともできました。

 

わくわくすることを、子供と一緒に話し合うのって、すごく嬉しいですね。

 

もう春休みがはじまるぞ、という時期に一緒に読めたのも良かったです。

 

週末のお休みや、春休みや夏休みのような長期休暇のときなど、普段とはちょっとちがう遊びをできたらいいなぁと思うときのヒント集としても、ぴったりだと思いました。

 

イラストもたくさんでわかりやすく、眺めているだけもわくわくする本なので、何度も読み返しながら、少しずつ子供との日々に取り入れてみたいなと思っています(^^)

 

 

絵本にヒントをもらったミニワーク「節分に払いたいのは、どんな鬼?」

新しい年になりましたね。

昨年取り組めたこと、思うようにできなかったこと、色々ありますが、そのどちらもを土台にして、またたくさんのことを試してみる1年にしていきたいなと思います。

 

子供と一緒に本を読んだり、遊んだりしながら。

今年も、日々のなかでわくわくすることを一緒に見つけて、過ごしていきたいです。

 

今月は子供と、この絵本を読みました。

 

『ぼくもうなかないぞ  くりのきえんのおともだち 』

 


 

 

「くりのきえん」という、かわいい動物たちの園で起こる、「節分」の時期のおはなしです。

 

絵もおはなしも、可愛らしくて、とっても素敵でした!

ファンタジー要素もあるお話ですが、子どもたちの言葉や行動に、幼稚園や保育園の日常のなかでよく起こりそうなが描かれていて、そこがいいなぁと感じました。

 

ときにささいなことが、とても悲しかったり。
ひとつトラブルが起きたときに泣いてしまって、もうなんにもできなくなっちゃったり…。

 

子供がいる風景のなかの「ああ、そういうことあるよね」という場面を、やさしい目線でみているようなこの絵本が、とても好きだなぁ…と私は思いました。

 

「くりのきえんのおともだち」シリーズは他にも色々な本が出ているようなので、他の本も、ぜひ読んでみたいです。

 

さて。

この絵本は、「節分」のおはなしです。

 

節分の日に「くりのきえん」でとんでもないことが起きるのですが……その事件のあとに、みんなで豆まきをする場面が描かれます。

 

その場面で、普通なら「おにはそと、ふくはうち」と掛け声をするところ、この絵本では子どもたちにとって身近な「イヤなこと」を鬼の名前のように言いながら豆をまいていたのです。

 

たとえば……かぜをひくこと、むしばができてしまうこと――など。

そういった子どもたちにとってイヤなことが「〇〇おに」という、鬼の名前として表現されています。

絵本のこのシーンでは、他にもたくさんの”鬼の名前”が登場していて、その鬼たちを追い払うように豆を投げる子どもたちがとっても可愛らしくて、私は好きです。

 

そういった色々な鬼たちを「〇〇おに」と呼びながら「おにはそとー!」と豆をまく様子をみて、なんだか私ははっとしました。

 

思えば、私自身、節分の豆まきといえば、漠然と「鬼」や「厄払い」のイメージをするだけで、「今の自分がイヤなこと=払いたいことって何だろう?」って考えてみたことがなかった気がします。

 

そこで絵本の場面にヒントを得て、この絵本を読み終えたあと、子供と

「節分で追い払いたい鬼は、どんな鬼?」

と考えてみる、ミニ・ワークに取り組みました。

 

家族それそれが「自分が追い払いたいと思う鬼」を考えて、一緒にノートに書き出してみました。

 

話していると、いろいろな鬼が出てきて、おもしろい。

「イライラおに」とか、「ヘトヘトおに」とか。

いわゆる「厄」といえるようなことじゃなくても、日常のなかで「ちょっとイヤな気持ちになっちゃうな」と感じていることも。

 

子供が言った「〇〇おに」という言葉をきっかけに、そうかぁ、そうだね、そういうことが今、嫌だなって感じてるんだねと思いながら、普段の生活についても、少し話をすることもできました。

 

「どんな鬼を追い払いたい?」と鬼の名前を考えるだけのちいさなワークですが、一緒に取り組めてよかったなと感じています。

 

あと数日――節分までに余裕があったら、それぞれの鬼をイメージして絵を描いたりしてみても、おもしろいかな……?

それができなくても、今年の節分は、家族それぞれが追い払いたい「鬼」をしっかりとイメージしながら、豆まきをできたらいいなと思っています。

 

素敵なワークに取り組むきっかけをくれた絵本との出会いに、感謝を。

子供と一緒に読めて良かったな、嬉しかったなと思う、1冊でした。

 

 

 

ゲーム・ブックで旅行気分を。『都会のトム&ソーヤ ゲーム・ブック 修学旅行においで』

子供のころ、ゲームブックを楽しんで読んでいました。

選択肢を選ぶごとに展開が変わっていって、1冊の本なのに何通りものストーリーを楽しめる形式にワクワクしたのを覚えています。

 

先日ふと、またゲーム・ブックを読みたいなぁと思い、手にとった本がとても面白かったのでご紹介します。

 

『都会のトム&ソーヤ ゲーム・ブック 修学旅行においで』


 

 

はやみねかおるさんの『都会のトム&ソーヤ』というシリーズ作品の世界観で作られたゲームブックです。

もちろんシリーズものなので、『都会のトム&ソーヤ』のキャラクターが登場しますし、シリーズ作品を読んでいる人ならではの楽しさもあるかなと思いますが、初見の読者でも充分に楽しむことができる作品です。

(私は、このシリーズとは今回のゲーム・ブックがはじめての出会いでしたが、とても楽しめました)

 

このゲーム・ブックで主人公の「きみ」は、クラスのメンバーとともに修学旅行で奈良・京都へと出かけます。

途中で暗号を説いたり、ミッションをクリアしたりしながら、奈良・京都の観光名所を仲間とともに訪れていきます。

 

ゲーム・ブックなので、各所で「さあ、君はどうする?」と選択が現れ、読者は自分の意志で選択肢を選び取り、物語を展開させていきます

 

この、「自分で選んでいく感覚」と、旅先を自分の足で歩いて楽しむ、という感覚がとても良くマッチしていて、まるで自分が旅行を楽しんでいるような気持ちになりました。

 

この本にはなんと、「修学旅行のしおり」までついています!

このしおりを見ながら「今は2日目のここだから…次に行く場所は〇〇だ」と考えたり、地図を眺めたり、持ち物について書き込んだり…と、「しおり」がある旅ならではの楽しさも経験できました。

 

わいわいと楽しみながら街をめぐる雰囲気がなんだか嬉しくて、ついつい読み進めてしまいます。

 

奈良・京都の観光名所や、宿での、友達との時間。

かつて訪れたことがある場所や、修学旅行で友達と過ごした時間をふと思い出して、懐かしい気持ちにもなりました。

 

講談社のYA! ENTERTAINMENTというレーベルの本なので、中高生向けなのかなと思いますが、大人の私が読んでも楽しめる本でした。

 

昨今はなかなか旅行に出かけるのも難しい日々が続いています。

その中で、ちょっぴり旅に出かけたような気持ちになれる本との出会いはとても嬉しい時間でした。

 

==========

今は、ひととおり、読み終えて(ゲーム・オーバーも、ノーマルエンドもハッピーエンドも経験して)、5歳の息子と一緒に、またはじめから読み進めています。

 

中高生向けだし、文字が多いから難しいかな?とも思ったのですが、各パラグラフ(場面)の文章はそんなに長くないですし、選択肢を選び取るのが面白いようで、一緒に考えながら読んでいます。

 

もちろん、謎解きなどは説明を入れながら一緒に考えていますが、今のところ、楽しんでくれている様子です。

 

ゲーム・オーバーになってしまったときは子供が本当に悔しそうにしていて、「もう1回!!」と再チャレンジしています。

 

観光名所については、せっかくなので、写真や画像を一緒に見て「こんな場所なんだよ〜」と話したりしながら、楽しんでいます。

 

日常とはまた違う、本の世界。

自分で「どう行動するか」を選ぶことで物語の展開を変えられるゲーム・ブックは、そんな本の世界の楽しさをたっぷり味わえる楽しい仕掛けだと思います。

 

ちょこっとお出かけ気分も味わえて、とっても楽しい本でした!

 


 

 

◆関連記事◆

itomi.hatenablog.com

この夏、子供と何度も読んだ絵本『お月さんのシャーベット』

暑い日々のなか、だんだんと秋めいた気配も感じるようになってきましたね。

しばらく更新をお休みしておりましたが、またぽつぽつと書いていきたいなと思います。

 

この夏、とある絵本を子供と一緒に何度も手にとって読みました。

『お月さんのシャーベット』という絵本です。

 


 

 韓国の絵本作家ペク・ヒナさんの作品を、長谷川義史さんが翻訳したものです。

 

あついあつい、夏の夜。

夜空のお月さまがぽたぽたと溶け始めて……というところから、物語がはじまります。

 

暑くて湿気をはらんでいるような、夏の夜の空気感。

エアコンの風や、外に出たときの夜風を心地よく思ったり、のどをすーっとすべり落ちてゆく氷菓が、とびきり美味しく感じられたり……。

 

ページをめくるたび、そんな「夏ならでは」の感覚を思い起こさせてくれる1冊でした。

 

この絵本のすごいところは、その制作過程!

紙でつくられた人形と、ジオラマでそれぞれの場面が立体的に表現されいて、それを撮影した写真によって、全ページが構成されているのです。

 

集合住宅の窓から見える、住民たちの家は、壁紙や家具、小物に至るまで作り込まれていて、何度見返しても本当に素敵!

明かりが灯る、それぞれのお部屋に特徴があって、見ていてとても楽しい気持ちになります。

(作者のペク・ヒナさんは、人形とジオラマの制作から撮影まで、すべておひとりで行われているそうです!すごい!)

 

物語の登場人物となる、紙の人形の表情も、どこかコミカルで愛らしく、とってもあたたかさを感じる絵本だなと思います。

 

そして、この絵本。

特徴的なのが、「関西弁」に翻訳されているということ。

 

日本語訳ではなく、関西弁訳なんです。

 

声に出してみると、どこかおおらかで、リズミカルで、あたたたかい言葉の響き。

 

そこがまた、絵本全体の雰囲気とマッチしていて、すごく素敵です。

 

子供も気に入ってくれたのか、眠る前に何度も「これ読みたい!」とリクエストしてくれました。

 

溶けてしまったお月さまの明かりが綺麗で、とても印象的。

 

夏の夜に、何度でもページを開いて読みたくなる、1冊です。

 

 

 


 

2021年4月のとっておき家事

この記事では2021年の4月に私が「とっておき家事」として取り組んでみたことを、まとめています。

 

【4月のとっておき家事】

 

*進級式・新学期の準備

 

*利用している食材宅配について、内容変更の手続きをした

 

*子供の洋服の整理

真冬の服をしまって、春夏の服を用意。

サイズのチェック

 

*ミシンで縫い物

子供が幼稚園で使っている袋物を一部、作り直しました。

 

*ミシンまわりの収納を整える

これまで使っていたのは、小さな箱型の裁縫箱。

手縫いをするときの道具も一緒になっていたので、これまでミシンを使うときにはその裁縫箱をミシンの横に持ってきていました。

また、あまり大きくない箱なので、たくさんの糸や大きなハサミは入り切らず、ミシンの近くに別途、収納する必要がありました。

今回、ミシンの横に引き出しをおいて、糸やハサミなど、ミシンを使うときに必要な道具類をそこに集める形にしたら、使い勝手が随分良くなりました。

 

*子供と一緒にシュシュを作ってみる

私がミシンを使っているのを見ていた息子が「ぼくもやってみたい!」と言うので一緒にミシン作業をしてみることに。

ひざの上にのせて、後ろから手をそえて一緒に縫って、シュシュを1つ、作ってみました。

 

*気になっていたアプリをひとつ、試してみた

 

*ICレコーダーのデータを一部、整理(英語学習用)

 

*漫画のレシピを参考にごはん作り

『キッチンの達人』7巻より トマトごはん

漫画ではフレッシュトマトを使用していましたが、今回はトマト缶を使用。

厚めのベーコンを使って作ってみました。

おいしくできたので、また作りたいなと思っています。

 

*週間の予定を管理するための表をつくる

 

*週間チェックリストをつくる

毎週必ずすること、したいことをまとめてチェックリストに。

 

*眠る前のキッチンチェックリストをつくる

夜眠る前に、キッチンまわりのチェックしたいことって結構多いです。

コンロの火はきちんと消えているか、電源が入りっぱなしの家電はないか、冷蔵庫にしまい忘れている食材や料理はないか、翌日の朝食やお弁当に必要なものの準備は忘れていないか……など、チェックリストを作ってキッチンの壁に貼りました。

 

一日のおわりって、ヘトヘトになっていて頭もぼんやりしてしまっていることもあります。

疲れ切った頭で「眠る支度をしなくちゃ、でも、なにか忘れてないかな…?」と考えて不安になることもありましたが、チェックリクトを作ったことで「これさえチェックしておけば、あとはもう心置きなく眠れる!」と思えるので、随分安心感が持てるようになりました。

 

*手巻き寿司

家にあるものを具材に、気楽に手巻き寿司。

子供がすっごく楽しんでくれていたので、嬉しい時間になりました◎

 

*大同電鍋でキャベツを蒸して、焼きそばに加えてみる

 

*子供と一緒に、油粘土で遊んでみる

 

*書籍『子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100』を読む

こちらは、ブログに感想を書きました。

itomi.hatenablog.com

 

ーーーーーーーーーーー

  

4月は、新学期のための準備も慌ただしく、新しくスタートした学年に慣れようとすることで、親子ともに精一杯な月でした。

 

ノートに書けたとっておき家事は、16個。

 

この月、特に印象に残ったのは、眠る前のキッチンチェックリストを作ったことでした。

 

チェックリストのいちばん最後には、「今日も一日おつかれさまでした」と、自分への一言も添えました。

毎晩、キッチンのリストをチェックして、最後にその一言を見るたびに、ほんの少し、励まされるというか、ほっと気持ちがやわらぐな、と感じています。

 

単純だけど、自分で自分を励ましたり、労ったりできるように、環境を整えるのって大事だなと思えた、取り組みでした。

 

 

▷以下は、Twitterで4月につぶやいたことです。

 

「とっておき家事」についてはTwitterでも時折つぶやいていますが、生活のなかでタイミングが合ったときだけなので、ぜんぶはツイートできていません。

 

なかなかツイートはできないときもありますが、手もとのノートで記録しつつ、今後も「とっておき家事」を続けていきたいな、と思っています。

 

 

 

NHKラジオの英語講座! 4月〜5月を聴いて思ったことと、学習方法。

 

NHKラジオの英語講座を、日々楽しんでいます。

 

以前、「NHKラジオの英語講座、春のスタートにワクワクしています。」という記事「今年度は、この講座が気になっています!」ということを書きましたが、今日は実際に4月〜5月にかけて、それぞれの講座を聴いてみて思ったことや、私はこんなふうに聴いてますよということについて、書いてみたいと思います。

 

 

ラジオ英会話

今年度も大西泰斗先生が講師を務める「ラジオ英会話」

日本語で丁寧な文法の解説があります。

この解説が本当にわかりやすくて、私は大好きです!

 

この講座を聴いていて、すっごくいいなと思うのが、「ネイティブスピーカーの感覚」について教えてくれること。

「ネイティブスピーカーがどのような感覚で その語順で話しているのか/どうしてその単語や表現をチョイスするのか」といった説明がされていて、非常にわかりやすいです。

 

講座の最初や最後にちょこっと話されるトークも、くすっと笑ってしまうような内容で楽しく聴いています。

このトークが面白いというのも、すごく良いなと思う部分のひとつで、

 

つい笑ってしまう

→気持ちが動いてる

→記憶によく残る

 

という流れで、トークにさらっと出てきた表現や単語が、記憶に定着しやすいように感じています。

 

ラジオ英会話の大西先生は、講座の中に、こうした「フック」を作るのが、すごく上手だなと私は思っています。

ついつい笑ってしまって記憶に残る――心にひっかかるような、話題のフック。

それがあるから、楽しみながら、学習を進めることができている気がします。

 

他の講座のラジオを聴いていても――たとえば、「英会話タイムトライアル」を聴いていて、自分でさっと英文を組み立てて話そうとしたとき。

頭のなかで英文を組み立てようとすると「説明は後ろから〜」など、ラジオ英会話で大西先生が話していた声を、とっさに思い出すことがあります

そしてそれを意識してみると、思っていたよりもずっとスムーズに英文を作ることができたりもしました。

 

今の私の英語学習には欠かせない講座で、今後もすごく楽しみにしています。

 

▶ラジオ英会話 私の取り組み方

この講座はテキストを購入し、基本的にはテキストを確認しながらラジオを聴いて、勉強しています。

文章やフレーズもできるだけ声に出して読むようにしつつ、ラジオを聴いて覚えておきたいと思ったことなどはテキストに直接書き込む形でメモを取っています。

1日の英語学習のなかでこの講座をまず聴くこと!を意識していて、学習の基盤として取り組んでいます。

 

 

中学生の基礎英語 レベル2

中学2年生くらいのレベルからスタートする講座。

ニューヨークでファッションデザイナーを目指す中学2年生の女の子が主人公で、彼女と周囲の人との関わりのなかでストーリーが進んでいきます。

 

シンプルな表現が多いですが、日常でさっと使えるようになりたいなと思える表現が多くて、勉強になります。

 

たとえば4月〜5月の講座のなかでは

 

・顧客に対して「こちらへどうぞ」と案内する表現

・お店で何かを注文するときの表現

 「メニューをみせてもらえますか?」

 「おすすめはある?」など

・誰かに街を案内するときに「そこには〇〇がありますよ」と伝える表現

 

……などがあり、私はぜひ、さっと使えるようになりたいなと思いました。

 

ストーリー性があるので、キャラクターたちが「今回はどんなことをするのかな?」と気になって、物語を楽しむような感覚で聴くことができるのも、嬉しいです。

 

▶ 中学生の基礎英語 レベル2  私の取り組み方 

 4月号はテキストを見て勉強していたのですが、5月号は紙のテキストが売り切れてしまい入手できませんでした。そこで、家事をしながら講座を聴き、気になった部分をあとでノートにメモをとる形に変えました。

家事を進めながら聞くことができるので、こちらのほうが今の自分の生活のなかで取りこぼさずに勉強できそうかな?と思っています。

 

 

中高生の基礎英語 in English

4月からの新講座。

説明や解説まで含めて、オールイングリッシュの講座です。

生徒役として鈴木福くんが出演しています。

 

鈴木福くんは、英語が得意!というわけではない様子ですが、それでもすごく懸命に英語での受け答えをしようとしていて、その姿勢が素敵だなと思いながら聴いています。

 

4月の最初の講座の時のこと。

今後、英語での受け答えをする際に使える英語フレーズを教わったときに、彼が

「OK, I will try.」

としっかり答えていた場面が、すごく印象的でした。

とにかくやってみる、チャレンジしてみる。

とても素晴らしい姿勢だと思います。

 

この講座は、特定のテーマに対して、話し合いながら意見を深めていくという形式がとられています。

例えば「有名になりたいと思うか?」「制服って必要?」というようなテーマ設定がはじめにあり、いくつかの意見・主張を聞きながら、最終的には生徒役の鈴木福くん(そしてリスナー)が自分の意見を言えるようになるまでが、一週間の講座の流れです。

ただ、英語を聴くだけではなく、自分はこのテーマに対してどう思っているのか?自分の意見を英語で伝えるにはどう表現したらいいか?ということを学べる、非常に良い講座だと感じています。

 

また、この講座では、あまり聞き慣れない英単語が出てきたときには、近い意味の他の単語で言い換えたり、英語で意味をわかりやすい形で説明してくれたりします。

これは私個人の経験ですが……中学までは日本語と英語の変換が学習の中心でしたが、高校生になったとき、入学したらいきなり英英辞典で単語を調べるように指示されて戸惑った記憶があります。

「中高生の基礎英語 in English」で、英語を英語で置き換える、あるいは説明するという表現の仕方を学んでいると、英英辞典で調べ物をするというときにも戸惑わずに英語表現と向かい合える気がして、いいなと思っています。

 

▶中高生の基礎英語 in English 私の取り組み方

お皿洗いなどの家事をしながら聴くことが多いです。

4月〜5月はテキストも購入し、気になった表現などを確認しました。

15分間、英語の講座を聴くというのはとてもいい耳の訓練になる気がしているので、聴き続けられたらいいなと思っています。

 

英会話タイムトライアル

1回10分で、さまざまな英語表現に出会える講座。

 

日本語で言いたいことが提示され、「それを英語でどう表現すればいいのか?」を、実際に自分で英文を考えたり、声に出したりして、チャレンジしながら学習していく番組です。

 

月曜日〜水曜日は、テーマに沿っていくつかの英語表現を学びます。

木曜日は、月〜水に学んだ表現について、言い方のニュアンスを学んだり、応用した表現を学習します。会話表現の、ちょっとした練習も。

そして金曜日に、模擬会話(対話カラオケ)。設定されたシチュエーションのなかで会話をするように、英語でのやり取りに挑戦します。 

 

今年度は「バーチャル・アメリカ横断旅行」という設定もされていて、旅行に使えそうな表現も多く学ぶことができます。

  

▶英会話タイムトライアル 私の取り組み方

こちらの講座も、家事をしながら聴くことが多いです。

お皿を洗いながら、洗濯物を畳みながら……と、家事を進めながら聴きやすい講座だと思います。

特に気になった表現は、ノートにメモをとることにしています。

 

Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)

日本語の解説や説明はなしで、英語の物語を楽しむ番組。

1回5分程度でさっと聴けて、曜日ごとにお話のテーマが決まっています。

 

曜日ごとのテーマは以下のようになっています。

 

月曜日 オリジナルのショートストーリー(現代を舞台にした、様々な人のお話)

火曜日 落語の物語を英語に訳したもの

水曜日 世界の偉人伝

木曜日 マリーのハテナ日記

金曜日 日本文学(4月〜5月は『古事記』の物語でした) 

 

今年度のお話のなかで特に私が楽しみにしていたのは、「マリーのハテナ日記」
10歳の女の子マリーが日常生活のなかで抱いた疑問に、大人たちがシンプルな英語で答えるという「日常の科学」がテーマになったお話です。

 

聴き始めてみたら、「マリーのハテナ日記」、やっぱりすごく面白いです!

4月〜5月の放送では、たとえば……

なぜオウムは人の声を真似るのか?

なぜ金属のコップは電子レンジにかけたらいけないのか?

飛行機雲はどうしてできるのか?

ホコリはどこから来るのか?

…などの 日常の身近な疑問について語られていました。

マリーにわかりやすいようにと話してくれる大人たちの説明は、どれも非常に興味深くて、今後もすごく楽しみだなと思っています。

 

また、火曜日の落語がテーマになっているお話も、くすくすと笑ってしまいたくなるお話が多くて、楽しいです。

 

英語を学んでいる中で、「英語で物語を楽しむ」ということを気軽にできるこの講座は、すごくありがたいです。

 

▶Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)私の取り組み方

テキストを見ながら、音声を聴いています。

余裕があるときには、テキストを見ながら音読にも取り組んでいますが、なかなかその時間を作れないことも多いので、物語を楽しむだけではなく声に出してみる時間を、今後増やしていけたらいいなと思っています。

 

 

 Webサイト「おうちで英語学習」を使えば、今からでも4月の放送から聴ける!

 

私自身は、基本的にはNHKゴガクのアプリで番組を視聴しています。

www2.nhk.or.jp

アプリでは本放送の翌週に、1週間分の放送を聴くことが可能です。

 

しかし、このアプリでは前週の放送しか聴くことができません。

 

4月に始められなかったけど、ちょっと興味があるかも……と、今思っている方には、「おうちで英語学習 2021」のサイトがおすすめです◎

 

WebサイトNHKゴガクの特集ページ「おうちで英語学習 2021」では、約60日分のストリーミングが用意されています。

 

www2.nhk.or.jp

 

この特集ページは確か昨年、学校が休校になった時期に自宅学習を応援するためにと作成されたように記憶しているのですが、今年度分も、作成されていたんですね。

 

・ちょっと遅れてしまったけどはじめから聴いてみたい

・今聴いている講座以外の放送も試しに聴いてみたい

・アプリでの配信期間内に間に合わず、聴き逃してしまった部分を聴きたい

 

…などの場合、このサイトはすごく助かるし、ありがたいなぁと思います。

 

このWebサイトでは、

・小学生の基礎英語

・中学生の基礎英語 レベル1

・中学生の基礎英語 レベル2

・中高生の基礎英語 in English

・ラジオ英会話

 

 5つの番組のストリーミング放送を聴くことができます。

(※英会話タイムトライアルと、Enjoy Simple Englishに関しては、このWebサイトでの配信はありません)

 

ストリーミングの保存期間は約60日

新年度の第1週の放送分も、6月4日(金)に掲載終了になるまでは、聴くことが可能です。

 

また、このWebサイトでは、番組内で放送された会話文の英文スクリプトを確認することもできます!

音声だけではなく文字(テキスト)も確認できるのは、本当にありがたいなと思います。

 

今からでも4月の第1回分から聴くことが可能なので、「ちょっと気になるかも…」と思った講座がある方には、ぜひ試してみてほしいです◎

 

また、「おうちで英語学習」のサイトに掲載されていない英会話タイムトライアルと、Enjoy Simple Englishは、年度の途中から聴き始めても、充分楽しめる講座です。

 週ごと(または曜日ごと)に新しい話題になるので、聴きたいと思ったタイミングから、聴くことができると思います。

 

まとめ

NHKラジオの英語の講座で私が4月〜5月について聴いたものに関して、思ったことや感想を書いてみました。

それぞれの講座(番組)で、違った楽しみがあって、おもしろいです。

 

アプリでの配信、あるいはWebサイト「おうちで英語学習」を活用して、たくさんの人が、同じように番組を聴いてくれたなら嬉しいなと思います。

 

私自身は、NHKラジオの講座に出会って英語が本当に楽しく学べるようになりました。

 

3年前、大西先生の「ラジオ英会話」に出会っていなかったら、私はもしかしたら今も英語のことを、すごく苦手で、自分から遠ざけたいものだと思っていたかもしれません。 

 

今、学びたいと思えることがある毎日が楽しいです。

 

なかなかすべての講座をテキストをしっかり読みながら座学で学ぶ、という時間は作れなくて、もどかしい部分もありますが……。

自分の生活のなかで、できる範囲でラジオの講座を聴きながら、これからも学んでいきたいと、思っています◎

  

 

絵本でプログラミング的思考を楽しむ!『アベベのぼうけん』シリーズ

前回の記事に続いて、ゴールデンウィークに子供と読みはじめた絵本について書きたいと思います。

 

プログラムすごろく 『アベベのぼうけん』シリーズ 

プログラムすごろく アベベのぼうけん おどろきの上巻

こどもの日のプレゼントにとこの絵本を渡したところ、すっごく子供が喜んでくれました。

  

 

すごろくのような絵本で「プログラム」を楽しむ

この絵本は、すごろくのようなマス目を進みながら物語を読んでいく、ちょっと不思議な絵本です。

 

すごろくのような絵とともに

「◯マス進め」

「落ちている〇〇を拾え」

というような「手順」がいくつも書かれています。

 

その手順にそって進んでいくと、マス目をどんどん進んでゴールまでたどり着き、また次のページへ……ということを繰り返して、物語を読み進めていきます。

 

この絵本では、この課題(すごろく)のことを「プログラム」と、表現しています。

確かに、こうして手順やルールに沿って物事をすすめていくことは「プログラミング的思考」にもつながる考え方だなぁ…と、思います。

 

主人公アベベと共に「プログラム」に取り組みながら、ちょっとでも「プログラミング」を子供が身近に感じてくれたらいいな…と思って、この本は前々から気になっていました。

今回、実際に手にとってみると、この絵本の仕掛けは、とっても面白かったです!

 

参加型の物語は楽しい

「プログラムすごろく」って言葉がまず、なんだか楽しいですね。

 

主人公アベベの姿は、ちょっと不思議で、動物でも人間でもありません。でも、一生懸命プログラムすごろくを進んでいくアベベが、なんだかとてもかわいいです。

(登場人物の名前も、アベベとかぺぺぺなど、ちょっとおもしろい音です)

 

そして、この物語、実際に指でマスを数えながら進んでいくと、自分自身がアベベと一緒に旅をしているような不思議な気持ちになります。

 

子供も、すごく楽しそう。

読みすすめるほどに、目がキラキラしています。

 

ちょっとくすりと笑ってしまうような仕掛けや言葉もところどころにあって、楽しいです。

 

絵本の読み聞かせというのは、すごく面白いけれど、読んでもらう側はどうしても受動的になりがちです。

でもそこに「自分で考えて、物語を進んでいく」という要素が加わると、自分自身がそこに「参加」しているような気持ちにもなって、より楽しいのかなと思いました。

 

これは以前ブログでご紹介したゲーム絵本『ドラゴンをさがしに』を読んだときの楽しさにも、通じる部分があるように思いました。

itomi.hatenablog.com

 

 

子供が楽しめる目安について

読んでいてすごく楽しい絵本です。

でも、まだ数字の概念やすごろくがよくわからない…という年齢の子には少し難しく感じてしまうかなと思いました。

 

イラストを示しながら

「そこにある〇〇の数だけ進め」

「〇〇の合計の数だけ進め」

というような指示があるので、少なくとも

数を数えられる、なんとなくでも足し算、引き算ができる…くらいになってから読むと楽しめる絵本かなと思います。

(下巻になると、足し算・引き算の式も登場します)

 

じゃんけんを使ったプログラミングなども登場するので、じゃんけんのルールがわかっていることも大切です。

 

また、ある程度長さのある物語を楽しめるようになっていると、プログラムの部分だけではなく、アベベの冒険のお話の全体像を、より楽しく読むことができると思います。

 

我が家の場合、子供が低年齢のころから数字に興味を示していて、そこからサイコロやすごろく、ゲーム性のある遊びも好きになっていました。

最近になってから、なんとなく計算もできるようになってきたので、「そろそろ一緒に読めるかな…?」と、この絵本を渡してみたところ、大喜びでした。

 

もともとこの絵本のお話は雑誌『小学一年生』に連載されていたものですので、そのあたりが年齢的なひとつの目安になるのかな、と思います。

 

数字が好き

ルールに従って何かをするのが好き

すごろくが好き

ゲームが好き

 

といった好みがある子には、きっと喜んでもらえる絵本じゃないかなと思います。

 

まとめ

プログラムに従って、すごろくのマス目を進むアベベのぼうけん』シリーズ は、ちょっと不思議なキャラクター・アベベといっしょに物語を冒険する面白さが味わえる絵本です。

プログラミングというと難しそうだなと思ってしまいがちですが、手順に添って物事を進めてみるという考え方に、まず絵本で触れてみるというのはとても面白いと思いました。

 

親子で一緒に遊べる、楽しい絵本です◎

 

▶プログラムすごろく アベベのぼうけん おどろきの上巻 

プログラムすごろく アベベのぼうけん おどろきの上巻

 

プログラムすごろく アベベのぼうけん かんどうの下巻

プログラムすごろく アベベのぼうけん かんどうの下巻

☆子供と読んだ絵本のなかで素敵だなと思ったものについて書いた記事を、こちらのカテゴリにまとめています→大好きな絵本たち

書きたいことはいっぱいあって、でもなかなか思うように書く時間が作れない日が多いので……これまでに「素敵だなー!」と思った絵本のことも、書いたいことはまだまだたくさん、あります。

少しずつですが、今後も書いていきたいと思っています。