クリスマスが近づくと読みたくなる絵本『バスでおでかけ』
12月。年の瀬ですね。
クリスマスツリーを飾ったり、プレゼントの用意をする時期になってきました。
この時期になると毎年、読みたくなる絵本があります。
『バスでおでかけ』
ある冬の寒い日に、お父さん、お母さん、男の子、女の子の家族4人が、バスに乗っておでかけするお話です。
行き先は、ひみつ。
郊外の住宅地から始まり、スケート場や動物園、遊園地や駅前、デパートなど、いろいろな場所を通りすぎながら、どこかへ向かっていきます。
「次はどんな場所だろう?」とわくわくしながらページをめくり、バスでのおでかけを楽しむことができます。
この絵本は、子供が2歳のときにクリスマスのプレゼントとして購入しました。
(クリスマスまでの雰囲気を楽しめるようにと思って購入したので、実際にプレゼントしたのはクリスマスよりも少し前です)
当時も今も、乗り物が大好きで、なかでもバスがとびきり大好きな息子。
「何か、バスが出てくる絵本でクリスマスっぽい絵本はないかなぁ…」と探していて、この本を見つけました。
どのページにもバスが描かれていて、いろんな風景のなかを進んでいく様子に、2歳の息子は大喜び!
この年の12月は、本当に毎晩、この絵本を「よんでー!」とリクエストされていた気がします。
風景のなかにバスが描かれている絵本なので、バスそのものが大きく描かれてはいないのですが、冬の町並みや、道路を行き交ういろんな車や、たくさんの人のすがたなど……細かく丁寧に描かれた絵が、とても素適です。
動物園のページにはたくさんの動物が可愛らしく描かれていて「ライオンさんだねー」「パンダさんいるね」と子供と話しながら読んだりもしました。
バスの止まる音、走る音が、とてもリズムのいい言葉で表現されていて、何度も口ずさみたくなります。
たぶん、このリズムのいいバスの音も、2歳の息子のお気に入りポイントだったのかなと思います。
おはなしの最後には、クリスマスらしい、素適な仕掛けも施されていて、この時期にぴったりの絵本です◎
5歳になった今でも、息子はこの絵本が大好き。
季節問わずに、ときどき手にとっては一緒に読んでいますが、やっぱりクリスマスが近くなるころは特に、この絵本を一緒に読むことが増える気がします。
何度読んでも、素適だなぁと思う、1冊です。
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★少し前から、使ってみてよかった生活用品や、子供と一緒に読んだ絵本など、楽天ROOMに感想をつけてまとめるようになりました。
ぽつ、ぽつと、思い立ったときに投稿していますが、自分の「好きなもの」「素適だと思ったのもの」を集めて並べるスペースがだんだんとできてきて……なんだか少し、楽しいです。
ささっと書けるので子供と読んだ絵本の記録として書くのにもいいかも、と思っています。
今回の記事に書いた絵本『バスでおでかけ』も含めて、のりもの好きな息子が喜んでくれたものを「のりもの好きキッズに!」というコレクションにまとめてみたりも、しています。
子供って本当に、好きなものを見つめる目がキラキラしていますね。
その姿を見ていると、こちらも楽しくなってきて、つい、子供と一緒に歩いていると「あ、バスが来たよ!」なんて声をかけたくなってしまいます。
そのうち、子供と一緒じゃなくてひとりで買い物に出たときにさえ、バスを見ると「あ!」となんだか条件反射のように 私が嬉しくなってしまったり。
本屋さんで乗り物に関する絵本を見つけたときにも、なんだかそんな気持ちになってウキウキしてしまうようになりました。
これからも、いろんな絵本を一緒に読みながら、子供の「好きなもの」と、たくさん出逢っていけたらいいなぁ……と、思っています。