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寝かしつけの時間が辛かったとき、私がやってみたこと。

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子供を寝かしつける時間が辛い……。

そう思ったこと、ありませんか?

 

うちの子供はなかなか眠るまでに時間がかかるタイプでした。

 

そこでこの記事では、子供がなかなか寝てくれずに困っていたときに、私が自分の気持をラクにするために試したことについて書きたいと思います。

 

※子供を早く寝かせる方法については我が家でもいろいろ工夫をしたものの、「子供は、寝ない日は寝ない!」という状況でしたので、この記事では寝かしつけ中に大人の気持ちを少しでもラクにする方法について書いています。

 

▶寝かしつけの苦労…我が家の場合

0歳のころは泣いて泣いてなかなか眠ってくれず、寝かしつけに1−2時間かかることも多かった息子。ずっと抱っこしながら家のなかをウロウロする毎日でした。

だんだんと成長し、夜は寝るんだ、ということが理解できるようになってからも、なかなかお布団に入ってすぐにスヤスヤとはいかず、おしゃべりしたがったり、ふざけたり、布団から脱走したり……。

とにかく眠るまでの時間がかかり、その時間が私にとってはとても辛い時間でした。

 

なんでこんなに辛いのか?

あるとき、ふと考えてみたんです。

 

▶寝かしつけが辛い理由を考えてみた

寝かしつけのとき、大人は、子供がしっかり深い眠りに入るまで、そばで一緒に寝ていないといけない状況です。

あったかいお布団に入って、気持ちよくて……。

でも、こちらは、眠るわけにはいかない。

子供が寝たあと、できれば起きて家事をしたい。

やりたいこと、やらなくちゃいけないことがたくさんある。

気持ちばかりが焦って、でも何もできなくて、ただただ横になっているしかない時間が1時間以上続くこともあります。

 

うちの子供のようにふざけたがる(親の注意を引きたがる)行動をする子の場合は、寝たふりをするのが一番有効、と寝かしつけの本にかかれていたこともあり、ある程度まで一緒におしゃべりをしたら、目を瞑って、子供が寝始めるまで隣で眠ったふりをしていました。

(だけど本当には眠れない。特に1歳頃までは、不用意に眠ると、ふと起き上がった子供が全力で!顔面にダイブしてくることさえあるので、油断できません。私は、何度かウトウトしたときに顔面に全力ダイブをされて激痛に悲鳴をあげました)

 

子供が静かになって寝始めてからも、本当にしっかりと深い眠りに入るまではそばを離れられない(→離れると、泣いて起きてまうことがある)

 

そのあいだずっと、ただ、横になってるしかない。

 

そこまで考えたときに気づきました。

私はたぶん、「意味のない時間」を、過ごすのことが一番辛かったんだと、思います。



▶意味のない時間を、どう意味のあるものに変えていくのか。

 

それなら、子供の寝るまでの時間を有効活用できる方法を化考えてみよう、と思い、色んなやり方にトライしてみることに。

 

子供が眠り始めてから、子供に光が当たらないようにしながらスマホを見たり、電子書籍を読んだりしたこともありましたが、暗闇で画面を見続けるのは目が非常に疲れてしまい、私の場合は、かえって辛くなるばかりでした。

 

そんなときにふと思いついたのが、耳を使うことでした。

 

「イヤホンで、何かを聴く時間にすれば良いのでは?」

と思ったのです。

 

▶片耳イヤホンを用意した。

子供がいる側の耳にイヤホンがついているときっと子供が触るだろうからと思い、片耳用のイヤホンを買い、子供が寝ているのと反対側の耳だけで何か音を聴く時間にしようと思いました。

 

ちなみに私が買ったイヤホンはこちら。

ヤザワ ダイナミック密閉型片耳カナルイヤホン(ブラック)YAZAWA 片耳イヤホン ステレオプラグ コード:1m TMS1061BK


ワイヤレスも考えたのですが、もしも落としたときに子供が誤飲してしまうと怖いのでやめました。

(もちろんコード付きのイヤホンも誤飲の可能性はあるので、使用したあとは子供が触らない場所に片付けるなど注意は必要です)

 

▶耳で何を聴くか?

音楽

はじめは音楽を、と思いましたが、いくつかプレイリストを用意しても、だんだんと同じパターンの曲順に飽きてしまいました。

うーん、今はその曲の気分じゃないんだよなぁと思ってしまったり。

 

語学学習用音声

次に試したのが語学学習。

当時英語を勉強し始めたいなと思っていたこともあり、昔買ったオールイングリッシュのオーディオドラマのCDの音を聴いてみることにしました。

これはちょっと効果があり、毎晩聴いていたら、以前より耳が英語を拾いやすくなった感覚がありました。

 

だけどこれも、ずっと同じものを聴いているのは飽きてしまうし、新しい音源を音楽プレイヤーに入れる手間も、毎日聴くものとなると負担になります。


③ラジオ

そして最終的にたどりついたのは、ラジオを聴くことでした。

 

たぶん私は、「新しい情報」が流れてくる場所が好きなんだと思います。

たとえばTwitterのタイムラインのように。

ラジオはその感覚にとても近く、相性がとても良いと感じました。

最近は聴き逃し配信サービスも充実していて、リアルタイムではなくても好きな時間に聴きたい番組を聴けるのでとてもありがたいですね。

 

ふと聴いてみた情報番組がとても面白くて、その番組内で紹介されていた本や音楽に興味を持ったり。

ラジオドラマを聴いてみたら、役者さんの声の演技がすばらしくて物語の世界にひきこまれてしまったり。

(当時、物語や小説を読んだりドラマや演劇を観る時間をなかなか作れなかったので、ラジオで物語の世界に触れられたのはとても嬉しかったのを覚えています)

 

あんなに辛かった寝かしつけの時間が、ラジオを聴くようになってから、すごく豊かで楽しい時間に変わりました。

 

▶「音声を聴く」ことで気持ちがラクになった!

 

寝かしつけって孤独なお仕事です。

子供は寝かさなくちゃいけないし、もしそのあとに起きてしなくちゃいけない作業があったらその作業手順や、明日の予定など、グルグル考えて辛くなってしまうこともある……。

 

でもラジオで流れてくる音楽や情報、そして”人の声”を聴いていると、私は気持ちがラクになりました。

「独りじゃない」ような、気持ちになれたんです。

それがとてもありがたかったです。

 

今はvoicyというアプリもありますし、オーディオブックという選択肢もあるので、「耳で聴く」ことのできるメディアの幅はどんどん広がっているように思います。

 

今では3歳近くなった息子は、布団に入ったら寝るということが理解できるようになったようで、以前ほど寝かしつけに時間がかかることもなくなり、私も寝かしつけ中に音を必要とすることはほぼなくなりました。

 

でももし、当時の私のように、なかなか子供が寝なくて困っている、寝かしつけの時間が辛い、と感じているお母さんの参考にちょっとでもなれば、と思いこの記事を書きました。

 

寝かしつけが辛い夜には、耳で何かを聴いてみる。

 

もしよければ、試してみてください。

 

※イヤホンの管理については、お子さんの誤飲などないよう各ご家庭で十分にご注意ください。